SKTは4月18日、ONYX International社のAndroidタブレット「BOOX Nova Air C」を4月22日から販売すると発表した。市場想定価格は59,800円前後。直販サイト「SKTNETSHOP」のほか、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで購入できる。
ONYX Internationalは、主にAndroidを搭載する電子ペーパー端末を手がけているメーカー。反射型表示の電子ペーパーならではの紙に近い視認性、各種アプリを追加できるAndroid端末ならではの汎用性を兼ね備えることがBOOXシリーズの特徴だ。
BOOX Nova Air Cは、電子ペーパーでありながら白黒ではなくカラー表示が可能な「Kaleido Plus On-Cell ePaper」を採用。カラー表示対応の前モデル「BOOX Nova3 Color」と比較して、フロントライトをオンにした場合で色のコントラストが30%、彩度が15%改善されたという。また、フロントライトも寒色/暖色の切り替えに対応することで色再現性を高めた。
一般的な電子書籍リーダーのように自社プラットフォームでのコンテンツ配信を行う専用端末ではなく、通常のAndroidスマートフォン/タブレットのようにPlayストアから各種電子書籍アプリをインストールできる。また、5GBの「Onyxクラウドストレージ」を無料で利用でき、PDFや手書きメモなどを他のデバイスと同期する使い方もできる。
静電容量方式のタッチ操作のほか、4096段階の筆圧検知に対応したスタイラスペンでも操作可能。マグネティックケース(カバー)を装着すれば、物理ボタンでのページ送りもできる。
主な仕様は下記のとおり。
- OS:Android 11
- CPU:非公開(クアルコム製8コアCPU)
- メモリ(RAM):LPDDR4X 3GB
- 内部ストレージ:eMMC 32GB
- ディスプレイ:7.8インチ 4,096色カラー電子ペーパー 1,872×1,404ドット
- Wi-Fi:IEEE 802.11b/g/n/ac
- Bluetooth:バージョン5.0
- バッテリー:2,000mAh
- 外部端子:USB Type-C
- その他機能:ペン対応(筆圧検知4,096段階)、ステレオデュアルスピーカー
- サイズ:約194×136.5×6.3mm
- 重量:約235g