シャオミは3月15日、117種類のフィットネスモードや、健康モニタリング機能を備えたフラッグシップのスマートウォッチ「Xiaomi Watch S1」および「Xiaomi Watch S1 Active」を国内発表した。3月18日に発売する。

価格はオープンで、店頭予想価格は「Xiaomi Watch S1」が32,980円前後、「Xiaomi Watch S1 Active」が22,980円前後。ECサイトや量販店、公式サイトなどを通じて販売する。

  • Xiaomi Watch S1(左)とXiaomi Watch S1 Active(右)

いずれも1.43インチのAMOLEDディスプレイ(解像度466×466ドット)を備えた、円形のスマートウォッチ。ウォーキングやトレイルランニング、サイクリング、水泳など117種類のワークアウトモードに対応し、睡眠モニタリング機能やストレス検出、血中酸素レベルの測定などが可能。5気圧防水もサポートする。

バッテリー容量は470mAhで、バッテリー駆動時間は通常使用モードで12日、バッテリー節約モードで最大24日。本体にはマイクとスピーカーを搭載し、ペアリングしたスマートフォンへの着信時に、ウォッチ上で応答して通話できる。またNFC機能も備え、キャッシュレス決済も行えるが、3月15日時点ではマスターカードのみに対応する(利用の可否は地域によって異なる。現時点では日本の国内銀行を経由しての使用は不可)。

  • NFC決済機能に対応。リリース時点ではマスターカードの非接触決済が使えるというが、国内銀行を経由しての利用はできない

衛星測位システムはGPS、BeiDou、GLONASS、Galileo、QZSSに対応。2機種の機能はほぼ同じだが、上位機にあたるXiaomi Watch S1ではワイヤレス充電が可能なほか、音声アシスタントAlexaが利用できる。また、Xiaomi Watch S1のカラーはブラック、シルバーの2色のみ。ストラップ素材はフッ素ゴム/革となり、高級感を演出する。

  • ウォッチフェイスは200種類以上を選択できる

一方、Xiaomi Watch S1 Activeはワイヤレス充電には対応せず、カラーはスペースブラック、ムーンホワイト、オーシャンブルーの3色を用意。ストラップはTPU、シリコン素材で、イエロー、オレンジー、グリーンの交換ストラップを別売する。

本体サイズと重さは、Xiaomi Watch S1が46.5×46.5×11mm、52g。Xiaomi Watch S1 Activeが46.5×47.3×11mm、36.3g(いずれもストラップを除く)。スマートフォンとの接続はBluetooth 5.2。対応OSはAndroid 6.0以降、iOS 10.0以降。

なお、3月17日までの予約販売期間中に購入した場合は最大10%の割引が適用されるといい、例えばシャオミ直販サイトでは、Xiaomi Watch S1が29,682円、Xiaomi Watch S1 Activeが21,831円で予約可能となっている(3月16日13時30分現在)。

  • 5気圧防水をサポート

  • Xiaomi Watch S1ではフッ素ゴム/皮のストラップ、Xiaomi Watch S1 ActiveはTPU/シリコン素材を採用する

【記事修正】初出時、マスターカードの非接触決済に対応するとしていましたが、メーカーからリリースの修正が発表され、国内銀行を経由した利用ができない旨を追記しました。(2022年3月16日 21:30)