ティーピーリンクジャパンは1月20日、IPv6 IPoEに対応するWi-Fi 6ルータ「Archer AX23」を発表した。2月3日から発売する。店頭予想価格は8,580円。
Archer AX23は、 IPv6 IPoEに対応したデュアルバンドWi-Fiルータ。IEEE802.11ax/ac/a/b/g/nに対応し、通信速度(理論値)は5GHz帯で最大1,201Mbps、2.4GHz帯で最大574Mbpsの合計1,775Mbpsとなる。IPv6ハードウェア・アクセラレーションを搭載し、IPv6、DS-Lite実装時はさらなる高速化が望める。
戸建てで3階建て、マンションなら4LDKまでの使用を想定しており、最大接続台数は36台。4本の外部アンテナを備え、複数の端末でアクセスしてもそれぞれ異なる信号を同時送信することで通信速度低下を防ぐ。「ビームフォーミング」と、ティーピーリンクのメッシュWi-Fi技術「OneMesh」もサポートするので、OneMesh対応中継器と連携すれば、家の中を移動しながらでも途切れることのないシームレスなメッシュWi-Fi環境を構築できるとしている。
保護者による制限機能としては、不適切なコンテンツのブロック、1日のインターネット利用時間の制限などを設定可能。ゲストネットワーク機能も備える。ほかにも、SSIDを統一し接続帯域を自動で割り当てる「スマートコネクト」、帯域の過度な占有を制限してネットワーク効率を向上させる「エアタイムフェアネス」といった機能を持つ。
無線LANのセキュリティは、WPA3、WPA/WPA2-Enterprise、WPA2、WPAに対応。有線インタフェースは、Gigabit Ethernet対応LAN×4基、WAN×1基。ルータのセットアップや管理には専用アプリ「Tether」を使用する。本体サイズはW260.2×D135×H38.6mm。