ファーウェイ・ジャパンの「HUAWEI MateView GT」シリーズは、湾曲画面のゲーミング液晶ディスプレイ。今回、ファッションモデルでゲーマーとしても活躍する黒田瑞貴さんをゲストに招き、ゲーミングディスプレイにとどまらない活用法なども紹介するメディア向け説明会が開催されました。

  • ファーウェイ・ジャパンの「HUAWEI MateView GT」シリーズと、ゲストの黒田瑞貴さん

既存のラインナップとして、ファーウェイはこれまで28.2インチの「HUAWEI MateView」、34インチの「HUAWEI MateView GT」などを日本市場で展開してきました。新たに加わるのが、「HUAWEI MateView GT 34インチ スタンダードエディション」「HUAWEI MateView GT 27インチ スタンダードエディション」です。

  • オンラインショップでの価格は、HUAWEI MateView GT 34インチ スタンダードエディションが62,800円、27インチ スタンダードエディションが49,980円

HUAWEI MateView GT 34インチ スタンダードエディションはWQHD(3,440✕1,440ドット)曲面ディスプレイを搭載するモデル。アスペクト比が21:9のウルトラワイドスクリーンとなり、大画面と1500Rのカーブがもたらす没入感を大きな特徴としています。

  • HUAWEI MateView GT 34インチ スタンダードエディションの迫力

  • 背面(リアパネル)はすっきりとしたデザイン。コネクタとケーブルの接続部分はカバーで覆えるので目立ちません

  • ケーブル類は下側から接続します

広い色域(DCI-P3 90%)と高いコントラスト比(4000:1)、最大輝度は350nitと、リアルな色再現も得意としています。リフレッシュレートは165Hzに対応し、応答速度は4msです。ブルーライトカットとフリッカーフリーもサポートします。

  • 上から見ると、湾曲の具合がよく分かりいます

映像入力インタフェースは、HDMI×2基、DisplayPort×1基。先行モデルの34インチ HUAWEI MateView GT(9月10日発売、65,800円)が搭載していたステレオスピーカーは省かれています。

  • 首を上下させてみたところ

もう一方のHUAWEI MateView GT 27インチ スタンダードエディションは、解像度がQHD(2,560✕1,440ドット)でアスペクト比は16:9。やはり1500Rの曲面ディスプレイとなっており、165Hzのリフレッシュレート、4000:1のコントラスト比、DCI-P3 90%の色域、350nitの最大輝度など、基本スペックは34インチモデルと共通しています。

  • HUAWEI MateView GT 27インチ スタンダードエディション

  • 背面(手前が27インチモデル、右奥が34インチモデル)

1画面で完結の便利さ

モデルの黒田さんは、「もともと人並み以上にゲームをしてきました。1日で14~16時間くらいやったこともあります」と話すほどのゲーム好き。コロナ禍で在宅時間が増えると、新たにペット(トカゲ)を飼い、自炊も始め、ゲームの実況もしてきた――と笑顔で明かします。

  • モデルの黒田瑞貴さん。コロナ禍でペットが増えて心が豊かになった、外出自粛は良い面もあった、と前向きに語ります

黒田さんはこんなコロナ禍だからこそ、自宅内をアップデートして「最強の環境」を作ることに専念中。そこで初めてHUAWEI MateView GT 34インチ スタンダードエディションを使い始め、表示できる情報量が多いことが気に入ったそうです。

「配信中は、ゲーム画面を表示するだけでなく、ちゃんと配信できているか確認したいし、寄せられるコメントもチェックしたい。本当に色んなウィンドウを一緒に開くんです。これまではサブモニターも使ってきました。でも、HUAWEI MateView GT(34インチ)を使ったら、ほとんどの場面でこの1画面で完結しました。本当に便利です」(黒田さん)

  • 配信中の様子

デザイン面では、部屋のインテリアをジャマしないところが良いと。リアパネルも美しく、どの角度から見てもシンプルで部屋に溶け込むので「雰囲気を作り込みやすい」と話します。

「主張しないデザインなので、ビジネスでも違和感がないのでは。曲面ディスプレイのため、あまり首を動かさずに(視線を少しずらすだけで)多くの情報をチェックできて生産性も上がりそう、業種を問わず便利に使えると思います」(黒田さん)

  • シンプルなデザインのため、オフィスに置いても違和感がなさそう

また、暗い画像でも細部まで詳細に再現するグラフィック面にも触れました。モデルという仕事柄、写真をセレクトする作業があるそうで、「小さな画面では確認できないところまで表示できるので助かります。たとえば大きな写真広告で細かい修正をすることがありますが、HUAWEI MateView GTなら毛穴まで見える。これは便利ですね」と明るく笑いながら話していました。

ビジネスにも没入感を

質疑応答で「ゲーマー以外にはどんなユーザーを想定している?」と聞かれると、「ゲーマーが第1のターゲットですが、実はファーウェイ・ジャパン内でも使っている社員がいます。そこで気が付いたのは、仕事でも没入感は大事ということ。ディスプレイが湾曲していることで、PCに向かうときの集中力が高まったと話しています。短い時間で集中して仕事をする、効率性よく働く、そんな人にもオススメです」(ファーウェイ・ジャパン担当者)とのこと。

ディスプレイを比較検討する場所が少ないとの指摘には、「実際にお客さまの目に触れることの重要さを再認識しています。2022年、新生活の時期に向けて(コロナ禍が落ち着いたら)家電量販店でも露出を拡大し、タッチ&トライの場所を増やしていこうと考えています」と話していました。