Razerは、「Productivity Suite 2021」シリーズの周辺機器を2021年12月17日に発売する。

「Productivity Suite 2021」は、Razerのゲーム周辺機器における長年の経験を駆使し、その専門知識をデスクワークの周辺機器に応用して開発されたもの。今回新たに、マウス「Razer Pro Click Mini」、キーボード「Razer Pro Type Ultra(日本語配列)」、マウスパッド「Razer Pro Glide XXL」が発売される。

「Razer Pro Click Mini」は、静かなクリック音とコンパクトなデザインが特徴のワイヤレスマウス。Bluetoothと2.4GHzの2つの無線接続モードを備えており、Bluetooth接続時の場合は最大約400時間、2.4GHzでの接続時の場合は最大約200時間駆動する。単3電池1本で動作するが、バッテリー持続時間を優先するなら単3電池2本使用することもできる。

また、Razer HyperScrollチルトホイールが搭載され、2通りのスクロールが利用可能。長いWebページまたはドキュメントの閲覧時はスクロールホイールのフリースピンモードで簡単にスクロールでき、タクタイルモードに切り替えると、正確にスクロールしたり、チルトクリックで横方向にスクロールしたりできる。

そのほか、最大1,500万回のボタン使用が可能なメカニカルスイッチを搭載。ボタン数は7つ、解像度は12,000DPI、対スピード性能は300IPS、加速度は35G、ポーリングレートは最大1,000Hz、本体サイズはL100.2×W62.7×H34.1mm、重さは88g(単3アルカリ電池1本含む)、111g(単3アルカリ電池2本含む)。対応OSはWindows 7(64ビット)以降。価格は10,800円。

「Razer Pro Type Ultra(日本語配列)」は、2020年発売のPro Typeをパワーアップさせた日本語配列のキーボード。Razer独自のYellow Mechanical Switchを採用して、静かでありながらタクタイル感のあるキーストロークを提供する。英語配列は後日案内があるという。

有線・Bluetooth接続と2.4GHzの3通りの接続方法で、あらゆるワークスペースに柔軟に適応。Razer HyperSpeed Wirelessマルチデバイスサポートにより、ワイヤレスマウスとキーボードを1つのドングルに接続する機能が搭載されているため、セットアップ環境を簡素化できる。

キーストロークは8000万回、キーストロークは3.5mm、アクチュエーションは1.2mm、押下圧は45g、ポーリングレートは1,000Hz、10キーロールオーバーに対応する。対応OSはWindows 7以降。ホワイトLEDを搭載する。

本体サイズはW439×D131×H40mm、重さは1038g(ケーブル含む)、ケーブル長約2.1m。価格は21,480円。

「Razer Pro Glide XXL」は、厚みのある高密度ラバーフォームにより耐久性に優れたマウスパット。サイズはW940×D410×H3mm、重さは1,122g。表面素材はクロス(布)、裏面はラバー。価格は3,980円。