Amazon「ギフト設定」とは
Amazonでは商品をプレゼントとして届けるために「ギフトの設定」というサービスを提供しています。「ギフトの設定」ではメッセージを添えたり、ラッピング(ギフト包装)を指定することが可能です。
メッセージの添付は無料ですが、ラッピングは354円、「のし」は157円の追加料金がかかります。プレゼント商品に同梱される納品書に値段はもちろん記載されません。なお、商品の大きさ、重さ、形状によっては、ラッピングできない場合があります。
Amazonで注文時に「ギフトを設定」する方法
では実際に、Amazonで商品購入時にギフト設定をしてみましょう。プレゼントしたい商品をカートに入れてレジに進み、「注文の確定」画面を表示したところから手順の説明を始めます。
(1)ギフト包装を選ぶまでの手順
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【1】レジに進んで「注文の確定」画面が表示されたら、下方にスクロールして「ギフトの設定」をタップします
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【2】「ギフト包装を選択」画面が表示されます。「この商品はギフトです」にチェックを入れたまま、ギフトメッセージと差出人を入力します(計100文字以内)
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【3】下方にスクロールして、ギフト包装オプションを選択します。4種類のラッピングと4種類の「のしシール」があります。「ギフト包装しない」を選ぶと追加料金はかかりません
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【4】相手にギフトレシートを送る場合は、この項目をチェックして受取人のメールアドレスを入力します。ギフトレシートは返品などに必要とされる書類です
(2)プレゼント先の住所指定から注文確定までの手順
ギフト注文した商品は相手にどう届く?
Amazonでギフト注文して、贈ったプレゼントはどのような形で相手に配送されるのでしょうか。実際に筆者が、知人にギフト注文をしてもらい、商品を自宅で受け取った結果をレポートします。
箱はAmazon段ボール、ラベルには贈り主の名前
箱は通常のAmazon段ボールで届きました。配送ラベルには、「このお届けものはギフト(贈物)です 贈り主:■■■様」と、ギフトである旨と注文者の名前が記載されていました。
ラッピングの実例、リボンとメッセージカードで飾り付け
今回届いたのは「ギフトラッピング:緑」の選択例でした。グリーンの袋に商品が包まれ、リボンで装飾。メッセージカードが結び口の留め具の役割を兼ねていました。ラッピングのスタイルは無難で嫌味がなく、作業の質も十分に合格点レベルといえます。
納品書には価格の記載なし
納品書は縦に長く、ギフトメッセージ部分と商品情報部分が二つ折りになっていました。贈り主の氏名と住所、商品名などが記載されていましたが、商品の価格に関する表示はありませんでした。
Amazonでギフト注文する際の注意点
Amazonのギフト設定を利用する際、とくに注意していただきたいのは以下の2点です。
- 代金引換を選択するとギフト受取人が支払い者となる
- 匿名で送りたい場合には不向き
代引を選択するとギフト受取人が料金を払うことに
支払い方法に「代金引換」を選ぶと、商品を受け取る相手が購入料金と代引手数料を支払うことになります(当たり前の結果ですが)。自分が商品を一度受け取って、後で相手に手渡す場合には代引を選んでも問題ありませんが、相手に直接配送する場合は気をつけましょう。
匿名で送ることができない
ギフト設定した商品の配送ラベルには注文者(贈り主)の名前が記載されます。そのため、匿名でプレゼントを贈ることはできません。
まとめ
Amazonのギフト注文ではラッピングした状態で送ってくれる上、相手に直接プレゼントを贈ることもできます。筆者が確認した限り、ラッピングの品質などにも問題はありませんでした。離れて暮らす家族や遠方の友人などにプレゼントや贈り物をする際に活用してはいかがでしょうか。