パナソニック システムソリューションズ ジャパンは11月4日、「顔認証 入退セキュリティシステム(KPAS、ケイパス)」の新モデルを2022年1月に発売開始すると発表した。価格はオープンプライス。

  • KPASチェッカーの外観

新モデルでは、認証機であるKPASチェッカーを従来比で約50%に小型化し、1システムあたりの登録人数を10万人、認証機の収容台数を5000台にまで拡大した。

  • KPASチェッカーの設置イメージ

同モデルでは、マスク着用時でも認証率を99.9%に向上するとともに、照度変化や顔の向き、角度の変動があった場合でも、本人認証エラーを従来比3分の1以下に低減したという。

また、登録機であるKPASレジスターをタブレットで利用可能なソフトウェアとして新たに提供することで、柔軟性の高い設置や運用を可能にした。

  • 登録人数・認証機対応数の拡大

1システムあたりの登録人数を従来の3万人から10万人、認証機の収容台数を同100台から5000台にまで拡大することで、大規模化への要望にも対応するとともに、入退管理にかける手間や管理運営側の負担を軽減するためのテナント管理機能も強化したとのことだ。