OMデジタルソリューションズは11月4日、マイクロフォーサーズ規格の交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PRO」を発表した。35mm判換算で40mm相当となる標準レンズで、本体サイズや重量を抑えており、風景やポートレート、スナップなど幅広いシーンで使いやすい。先日発表した新ブランド「OM SYSTEM」を冠した最初の製品となる。
希望小売価格は104,500円で、発売は12月10日。
開放F1.4のPROシリーズの標準レンズ。同社は、開放F1.2のPROシリーズの単焦点レンズと、開放F1.8の単焦点レンズをラインアップしている。F1.2のPROシリーズは本体サイズや重量があるうえ価格も高価であり、F1.2シリーズとF1.8シリーズの間を埋めるモデルとして開発した。
PROシリーズならではの高い解像性能を備えており、画面隅まで精細な描写を可能にした。ボケの表現にこだわり、二線ボケを抑えて美しくにじむボケに仕上げた。近接性能も高めており、最短撮影距離は25cm、撮影倍率は約0.22倍(35mm判換算)。
レンズは防塵防滴と耐低温性能を備え、E-M1シリーズやE-M5シリーズなどの対応ボディと組み合わせれば、屋外でも天候を気にせず使える。
フィルター径は58mm。最大径は63.4mm、全長は61.7mm。重さは約247g(本体のみ)。