Twitterのフォント変更には外部ツールを活用

Twitterで、ツイート文やアカウント名に個性的なフォントを使って目立たせたい! そんな場合は、普通の文字を特殊なフォントや記号に変換するWebサービスを利用することでカスタマイズできます。

この記事では、代表的なフォント変換サービスとして「PlainStyle」「Weirdmaker」「Font Generator & Font Changer」「Fancy Text Generator」の4つ、そしてiPhone向けアプリ「カラーフォントキーボード」を紹介します。

「PlainStyle」の使い方(英数字のみ対応)

PlainStyle」は、アルファベットや数字を一風変わったフォントに変換するWebサービスです。正確には、入力した英数字を学術用の記号に置き換える方法を使っており、ひらがなやカタカナには対応していません。

変換した英数字をコピーして、ツイート文やアカウント名(名前)、プロフィールの自己紹介文などに貼り付けられます。PlainStyleから直接Twitterの新規ツイート作成画面に移動することも可能です。以下、スマホの画面で使い方を説明しますが、PCからも利用できます。

  • PlainStyleでTwitterのフォントを変更する方法-1

    【1】PlainStyleのサイトにアクセスして、①入力窓に英数字を入力。②好きなフォントの種類を選んで、③「Copy」ボタンをタップします

  • PlainStyleでTwitterのフォントを変更する方法-2

    【2】「コピー」を選択して、Twitterアプリに移動します

  • PlainStyleでTwitterのフォントを変更する方法-3

    【3】ツイート文を入力して、投稿します

  • PlainStyleでTwitterのフォントを変更する方法-4

    【4】アカウント名やプロフィール文に貼り付けることも可能です

  • PlainStyleでTwitterのフォントを変更する方法-5

    【5】変更したフォントがタイムラインの表示にも反映されています

  • PlainStyleでTwitterのフォントを変更する方法-6
  • PlainStyleでTwitterのフォントを変更する方法-7
  • PlainStyleの入力・変換画面で①「Tweet」ボタンをタップすると、自動的にブラウザ版Twitterの新規ツイート作成画面に遷移します

その他、英数字専用のフォント変換サービス

英数字のみに対応するフォント変換サービスを3件紹介します。いずれも、ひらがなやカタカナは変換不可。Webサイトでフォントを変換してコピーした後、Twitterアプリに移動して(ブラウザ版Twitterでも可)、新規ツイート文や名前、プロフィール文に貼り付けて使用します。

「Font Generator & Font Changer」の使い方

Font Generator & Font Changer」の使い方を紹介します。

  • Font Generator & Font ChangerでTwitterのフォントを変更する方法

    Font Generator & Font Changerのサイトにアクセスし、①入力窓に英数字を入力すると、一括してさまざまなフォントに変換されます。気に入ったフォントの②「COPY」ボタンをタップします

「Weirdmaker」の使い方

Weirdmaker」の使い方を紹介します。

  • WeirdmakerでTwitterのフォントを変更する方法-1

    Weirdmakerのサイトにアクセスし、入力窓に英数字を入力します

  • WeirdmakerでTwitterのフォントを変更する方法-2

    【2】下にスクロールすると、さまざまなフォントに変換されています。使いたいフォントを長押しして、「コピー」をタップします

「Fancy Text Generator」の使い方

Fancy Text Generator」の使い方を紹介します。変換されるフォントには、絵文字や記号などでデコレーションされた可愛らしいものもあります。

  • Fancy Text Generator1

    Fancy Text Generatorのサイトにアクセスし、①入力窓に英数字を入力すると、②下の窓に自動的に変換されます。好きなフォントを長押しし、③コピーします

「カラーフォントキーボード」の使い方(日本語装飾が可能)

iPhone向けアプリの「カラーフォントキーボード」は英数字のフォント変換に加えて、ひらがなやカタカナ、漢字などの上下を装飾する機能を持っています。ここでは無料版の同アプリの使い方を紹介します。インストール後、利用規約への同意と「キーボードの追加」を求められますが、キーボードを追加しなくても、アプリは利用できます。無料版は広告がややしつこく表示される傾向です。

  • 「カラーフォントキーボード」の使い方-1

    【1】「カラーフォントキーボード」を開いたら、「フォント」をタップします

  • 「カラーフォントキーボード」の使い方-2

    【2】①入力欄を一度タップしてから、文字を入力して、②「フォント選択」をタップします

  • 「カラーフォントキーボード」の使い方-3

    【3】画面下部に変換見本が表示されるので、スクロールして気に入ったものをタップしたら、右上の送信ボタンをタップします。日本語の装飾が可能なスタイルには左端に地球(グローバル)のアイコン、有料版のみ使用できるものには鍵のアイコンが付いています

  • 「カラーフォントキーボード」の使い方-4

    【4】ポップアップメニューが出るので、「Twitter」を選択して投稿します。「コピー」を選んで、Twitterアプリに切り替えれば、名前やプロフィール文に貼り付けることも可能です

Twitterのフォント変更に文字化けの心配はない?

個性的なフォントでツイートしたり、アカウント名や自己紹介文を装飾すると、自分のフォロワーや他のユーザーにインパクトを残せる反面、読みにくくて内容が伝わらなかったり、文字化けが起きる可能性があります。

  • Twitterのフォント変更による文字化けの例

    筆者が検証したところ、iPhoneやAndroidでは問題なしでしたが、PCブラウザ版のTwitterでは文字化けを起こした例がありました

フォントサイズや強調文字の色はブラウザ版Twitterから変更可能

ブラウザ版のTwitterにアクセスして、メニューの「設定とプライバシー」から「アクセシビリティ、表示、言語」→「表示」とたどれば、「フォントサイズ」やハッシュタグやURLなど強調文字の「色」を変更することが可能です。詳しくは下記の関連記事をご参照ください。

  • ブラウザ版Twitterの「表示」設定画面

    ブラウザ版Twitterの「表示」設定画面では、「フォントサイズ」や強調文字の「色」を変更できます

【関連記事】
Twitterの背景を変更する方法、ダークモードでブラック系の色調に

まとめ

Twitterのフォントを変更する方法について解説してきました。Twitterが2021年8月に行ったアップデートでは、英文のフォントが同社独自開発の「Chirp」に変更されました。今後は、他の言語にも拡張する計画があると表明しており、いずれは日本語のフォントもアップデートされるかもしれません。

【関連記事】
Twitterがビジュアルアップデート開始、独自フォント「Chirp」導入

以下、この記事の要点をまとめます。

  • Twitterのフォント変更には外部ツールを利用する
  • 英数字のみに対応するフォント変換サービスが中心
  • 日本語は「装飾」ならば、できなくはない
  • 文字化けが起きる可能性はゼロではない