NTTデータは10月26日、建物単位や道路単位での人流をリアルタイムに予測可能な「BizXaaS MaP 人流分析」の提供を11月1日より開始すると発表した。同サービスは、豊富な位置情報コンテンツと業務アプリケーションをワンストップで提供する「BizXaaS MaP」シリーズの新サービスという位置付け。

  • 「BizXaaS MaP 人流分析」の概要図

「BizXaaS MaP 人流分析」は、同社が既に提供している「モバイル空間統計 国内人口分布統計(リアルタイム版)」のデータに加えて、unerryが提供する「Beacon Bank」リアルタイムGPSプローブなどの人流プローブデータ、地理空間データなどを複合的に処理することによって、リアルタイムに分析対象施設周辺の人流を予測する。

同サービスの利用によって、建物単位や道路単位での人流を分析・予測できるようになる。これにより、特定エリアの絶対人数推計や性別・年代・居住地割合などの属性、今後の人流予測をリアルタイムに把握可能となる。飲食店の仕込み量の調整をはじめ、小売り・流通企業での需要予測や、不動産のポテンシャル評価、街づくり、都市交通への利用が可能とのことだ。

  • 店舗での購買量や飲食店での仕込み量の予測に活用できる