オプティムは、同社が提供する監視カメラを活用しクラウドで画像解析を行うAI画像解析サービス「OPTiM AI Camera」のAPI利用ライセンスを期間限定の無償トライアル提供を開始した。申し込み期間は12月28日まで、利用期間は契約開始日の翌月から1カ月。適用条件として、利用状況のヒアリング、アンケート、事例掲載への協力などがある。

  • 「OPTiM AI Camera」のAPI連携イメージ(同社資料より)

    「OPTiM AI Camera」のAPI連携イメージ(同社資料より)

「OPTiM AI Camera」(公式Webサイト)

「OPTiM AI Camera」(公式Webサイト)

「OPTiM AI Camera」は、既存の監視カメラ等をそのまま活用してクラウドでのAI画像解析を行えるサービスで、システムを利用することで人数検知や混雑状況の見える化が可能になる。今回、「OPTiM AI Camera」で取得した情報を他のアプリケーションで活用できるAPIを無償トライアル提供する。API連携で提供される項目は、カメラ情報(登録されたカメラの情報)、カメラグループ情報(登録されたカメラのグループ情報)、最新混雑情報(カメラ単位での検知人数、匿名化画像などの混雑情報)、グループ最新混雑情報(カメラグループの最新混雑情報)。API連携事例としてホテルなどで導入済みのVOD(Video On Demand)システムと連携し利用者に混雑状況を伝えるサービスや室内人数を把握し空調を省エネ化するシステム活用を挙げている。同社ではアフターコロナを見据え、2020年12月にぐるなびと共同で飲食店のLIVEカメラを使い「混雑可視化機能」の実証実験も行っているが、今後同様の利用が増えることを想定。カメラ10台分/APIコール数10万回、月額29,800円(税別)で提供するAPI利用ライセンスを無償トライアルできる。

  • API利用ライセンスイメージ(同社資料より)

    API 利用ライセンス利用イメージ(同社資料より)