オープンワークは10月14日、『日本の残業時間』四半期速報」2021年7-9月集計を発表した。これは、ジョブマーケット・プラットフォーム「OpenWork」に集まる社員クチコミデータから、四半期ごとの残業時間を集計したもの。

7-9月の全体の平均残業時間は月間24.56時間となり、4-6月集計の月間24.05時間から0.51時間の増加になった。ほぼすべての業種で増加が見られ、中でも「コンサルティング」が41.84時間/月(+3.79)と3時間以上増加し、2019年以来の40時間台になったという。減少した業種は「インフラ、運輸」(-0.26)のみだったとのこと。

4-6月において、大きく減少した業種は「メディカル」(-3.48)だった。「コンサルティング」(-1.06)と「行政機関・社団法人・学校法人」(-1.41)が1時間以上減少した一方、1時間以上増加した業種は「不動産・建設」のみだった。

  • 日本の残業時間定点観測 資料:オープンワーク

  • 業種別残業時間定点観測 資料:オープンワーク