メモリに干渉しにくいデュアルタワー

Deepcoolの「AK620」は、デュアルタワー構造の本格的なCPUクーラー。静音性に優れた12cmファン「FT120」(500~1,850rpm)をデュアル搭載し、TDPは最大260Wに対応するという。またデュアルタワーながら、ファンの位置が高めになっており、メモリとの干渉が起きにくいのも大きな特徴だ。価格は9,500円前後。

  • Deepcoolの「AK620」。デュアルタワー構造で、ヒートパイプは6本使用する

  • クーラーの高さは160mm。メモリのクリアランスは43mm確保されているという

電源が750Wに強化されたMini-ITXケース

IN WINの「A1 Prime」は、ARGBファンを標準で2個搭載するMini-ITXケース。付属する80 PLUS Gold電源は従来モデル「A1 Plus」の650Wから750Wに強化され、よりハイエンドな構成にも対応できるようになった。カラーはブラックとホワイトで、価格は26,000円前後。ピンクもラインナップしており、こちらは11月の発売予定だ。

  • IN WINの「A1 Prime」。ケース底にもARGB LEDを搭載し、鮮やかに光る

  • Mini-ITXケースながら、長さ32cmのグラフィックスカードを搭載できる

2面が強化ガラスのホワイトケース

Antecの「P120 Crystal White」は、スイングドア式の強化ガラスを搭載したミドルタワーケース。既存モデル「P120 Crystal」のホワイトバージョンで、グラフィックスカードの垂直配置や、サイドとボトムへの36cmラジエータの搭載などに対応する。アルミ製のVGAステーも付属。価格は15,500円前後だ。

  • Antecの「P120 Crystal White」。ファンは付属しないので、別途用意する

  • システムの実装例。フロントもガラスなので、様々な角度から楽しめるだろう

静音/冷却/ARGBで選べるミドルタワー

MSIから、ARGBライティングとヒンジ式強化ガラスを備えたミドルタワーケースが3モデル登場した。「MPG Quietude 100S」は静音性を重視したモデルで、フロント・右サイド・トップの3面に高密度の吸音材を使用。リアには、前述の高性能ファン「MEG Silent Gale P12」も搭載した。価格は14,500円前後だ。

  • MSIの「MPG Quietude 100S」。この高性能ファンが付属するのもお得感がある

  • トップ側には、ファン回転数を切り替えられる(100%/70%/0%)ボタンも搭載

「MPG Velox 100P Airflow」は、名前の通りエアフローを重視したモデル。フロントが斜めのメッシュになっており、フロントに3個、リアに1個の12cmファンを搭載する。価格は14,000円前後。また「MAG Vampiric 300R」は、前面のARGBスリットのデザインが特徴的なモデルで、価格は13,000円前後だ。

  • 「MPG Velox 100P Airflow」。冷却性に優れ、高性能マシンの構築に向いている

  • 「MAG Vampiric 300R」。ARGBスリットは、上面のボタンで発光を制御できる

FPS特化型の重量可変ゲーミングマウス

Corsairの「M65 RGB Ultra」は、FPSに特化したというゲーミングマウスだ。即座にdpiを下げ、精密に狙える独自のスナイパーボタンを備えたほか、チルトジェスチャー機能により、マウスを傾けるだけでリロードするようなことも可能だ。6個の重りが付属し、97g~115gの間で、好みに応じて重量を変えられる。価格は8,500円前後。

  • Corsairの「M65 RGB Ultra」。FPS向けの機能がてんこ盛りのマウスだ

  • プレイ環境やゲームタイトルに合わせ、マウスの重量を変えることも可能