フィッシング対策協議会(Council of Anti-Phishing Japan)は10月6日、「フィッシング対策協議会 Council of Anti-Phishing Japan | ニュース | 緊急情報 | メルカリをかたるフィッシング (2021/10/06)」において、メルカリを偽装したフィッシングの報告を受けていると伝えた。

メールの件名としては、次の文字列が確認されており注意が必要(以下以外の件名が使われている可能性もある)。

  • 【メルカリ】パスワードの再設定
  • 【メルカリ】ログイン通知
  • 【メルカリ】重要なお知らせのため
  • 【メルカリ】更新に失敗しました,登録済み電話番号の確認をお願いします
  • 【メルカリ】一時的な利用停止、ログインして確認してください
  • 【メルカリ】個人情報確認
  • 【重要】メルカリ本人確認のお知らせ
  • 【重要】事務局からのお知らせ
  • 【重要】事務局からのお知らせ【メルカリ】
  • ご利用状況の確認について【メルカリ】
  • 現在メルカリおよびメルペイのご利用を制限しております。
  • メルカリ事務局からのお知らせ クーポンコード●●●●
  • メルペイスマート払いのご清算が可能になりました

確認されている偽サイトとしては、次のURLが挙げられている(下記以外のURLが使われている可能性もある)。

  • https://a●●●●.cn/
  • https://info.●●●●.cn/powan
  • https://server.●●●●.cn/powan
  • https://www.mercari-●●●●.com/

報告されている詳細内容は次のとおり。

  • メルカリからのメールであるかのように見せかけ、本人確認、ポイントの取得、メールの配信停止、連絡先、アプリの起動などのURLと偽ってユーザに偽のページを誘導しようとする。
  • 2021年10月6日の時点でフィッシングサイトは稼働している。
  • フィッシング対策協議会 Council of Anti-Phishing Japan|ニュース|緊急情報|メルカリをかたるフィッシング (2021/10/06)

    フィッシング対策協議会 Council of Anti-Phishing Japan | ニュース | 緊急情報 | メルカリをかたるフィッシング (2021/10/06)

メールに掲載されているURLからは真偽の判断が難しいケースもあると見られることから注意が必要。また、フィッシング詐欺に使われているWebサイトも、一見しただけで判別することが難しい。真偽の確認を行うには、メールやメッセージに含まれているリンクからたどるのではなく、公式アプリやWebブラウザに登録したブックマークなどからアクセスするなどの操作を行い、確認を行うことが望まれる。