Microsoftは10月5日にWindowsの最新バージョンとなる「Windows 11」をリリースした。Betanewsは同日、「Windows 11 installation failing with an '0x8007007f' error? There's a workaround」において、一部のユーザーがシステム要件を満たすハードウェアを利用しているにもかかわらず、アップグレード中にエラーコード「0x8007007f」が発生してインストールが停止してしまう問題に遭遇していると伝えた。
Windows 10を利用しているユーザーがWindows 11にアップグレードするには、Microsoftが提供している「Windows 11 インストール アシスタント」を使用するか、または、インストールメディア作成ツールを使用してブート可能なUSBメモリまたはDVDメディアを作成する方法がある。
ハードウェアがWindows 11に求められるシステム要件さえ満たしていれば、ほとんどの場合はインストール アシスタントで問題なくインストールできるはずだが、一部のユーザーからは「0x8007007f」というエラーコードに悩まされているという報告が投稿されている。
この問題は、まだMicrosoftからは既知の問題として報告されていない。しかし、ソーシャルニュースサイトのRediitの次のスレッドには、「インストールの71%の時点で、毎回エラーコード0x8007007fが発生する」と投稿されており、同様の現象に遭遇したという多数のリプライが続いている。
これに対して、最も多くのユーザーから提案されている解決策は、再起動した上で、管理者モードで「Windows 11 インストール アシスタント」を実行するというもの。
また、別の解決策としては、インストール アシスタントを使用せず、代わりにWindows 11のディスクイメージをダウンロードした上で、エクスプローラーでISOイメージを開いて「setup.exe」を実行するという方法も提示されている。
もし、Windows 11へのアップグレードが「0x8007007f」というエラーコードで先に進めないというユーザーがいたら、上記の方法で解決できるかもしれない。