主な仕様 | |
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OS | Windows 10 Home |
CPU | AMD Ryzen 7 5800H プロセッサー ( 8コア / 16スレッド / 3.2GHz / ブースト時最大4.4GHz / L3キャッシュ16MB ) |
メモリ | 16GB (DDR4 SO-DIMM PC4-25600 8192MB(8GB)×2) |
ストレージ | M.2 NVMe 512GB SSD NOB for HS |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 3060 Laptop GPU / GDDR6 6GB |
液晶サイズ | WQHD 165Hz対応15.6型ワイド液晶パネル 2560×1440 / LEDバックライト / ノングレア) |
店舗価格 | 187,800円から |
高解像度&高速描画対応ディスプレイ搭載
ゲーミングPCブランドの「G-Tune」から新しくリリースされた「E5-165」は高性能15.6型ディスプレイを搭載したモデル。ゲーミングノートPCらしいハイスペックに合わせて、高速リフレッシュレートを実現するパネルを組み合わせることで、これまでにないなめらかな画質を届けてくれる。これのZen 3版Ryzen搭載モデルとして追加リリースされたのが、今回紹介する「G-Tune E5-165-R7」だ。
ディスプレイは15.6型ノングレアパネルで、解像度はWQHD、すなわち2560×1440の高解像度となっている。さらにリフレッシュレートにおいては165Hzと、ゲーミングモニターとして標準とされる144Hzを上回る速度でゲーム画面がより滑らかに再現されるのだ。
これは敵の動きに合わせてAIMを追従させなくてはいけないFPSにとってはとても重要な機能で、これだけのスペックであれば現状では最高レベルの再現性を持っているといっても過言ではない。もちろん、ネットワーク環境という大きな壁があるので、勝利に直結するかといえばこれだけの要素ではなんともいえないが、描画能力という基準ではまったく問題はない。逆にいえばこれで負けてもディスプレイの責任とはいえないので、その分自身のステップアップに役立ってくれることは間違いない。
基本的なスペックとしてCPUはAMD Ryzen 7 5800H、16GBメモリ、グラフィックスにNVIDIA RTX 3060 Laptop GPUが採用されている。ストレージもM.2 SSD 512GBと十分な余裕があり、ゲーミングノートPCとしては上位レベルのパフォーマンスが望める仕様となっている。
使い方の幅広さも特長
E5-165-R7は高性能ディスプレイ搭載モデルというだけでなく、スリムデザインを採用している点にも特徴がある。15.6型パネルを採用しているということで、A4スタンダードサイズであることは想像できると思うが、このクラスでありながら重量は約1.75kgとかなり抑えめになっている。本体も薄型デザインなので、モビリティ能力は高い部類になる。
バッテリー駆動時間も最大で約7.5時間と長めなので、一般的な使い方としてはモバイルも可能ではある。とはいえ、そこはゲーミングノートPCらしく、ACアダプターも一緒に持ち歩いて、チームメイトとの練習や、グループでのトーナメントなどに持ち込むのが正しい使い方といえる。機動力とパフォーマンスを活かせば遠征先でも十分威力を発揮してくれるはずなので、ゲーミングノートPCの魅力を体感するには最適なモデルなのだ。
また、ちょっとした裏技な使い方になるが、スペック的には3DデザインやCADなどの業務用途にもばっちり使えてしまう。これを活かして日中はテレワークマシンとして使い、夜にはゲーミングと公私を問わず幅広く活用できてしまう点も見逃せない。
これだけの使い方ができて標準モデルの価格は税込みで18万円台からとかなりお値打ちになっている。ただ、この「G-Tune E5-165-R7」は現時点においてG-Tuneのオンラインストアでは発売となっておらず、G-Tune : Garageなどの同社直営店舗で「先行販売」というかたちで展開しているのみだ。急ぎであれば店舗へ、じっくり検討したければオンライン販売の解禁を待ってもいいだろう。ゲーミングノートPCの描画能力にさらなる快適さを求める方はもちろん、これからゲーミングノートPCを楽しみたいという人まであらゆるユーザーにおすすめできる製品といえる。