KDDIと沖縄セルラーは9月2日、UQ mobileでeSIMに対応したことを発表した。両社はすでにau/povoの両ブランドでeSIMへの対応を開始しており、取り扱う3ブランドすべてでeSIMに対応したことになる。
eSIM対応により、オンラインで申し込みから開通までの手続きが完結するようになる。本人確認は、Liquid社の提供するLIQUID eKYCを採用している。eSIMが利用できるのは5G対応料金プランで、申し込みはUQ mobileオンラインショップおよびUQ mobile取扱店などで受け付ける。
9月1日時点で対象機種として発表されているのは、iPhone 11/iPhone 12/iPhone 12 mini/iPhone SE(第2世代)の4機種。いずれもau/UQ mobileで販売されたものとSIMフリー品として販売されたものが対象とされている。
大手キャリア/サブブランドのeSIM対応では、3月23日にauが「povo」プランで、7月14日にソフトバンクが、8月26日にauが、9月1日にNTTドコモ/ahamoが、それぞれ対応をはじめている。早期からeSIM対応を進めている楽天モバイルとあわせ、主要キャリアの多くがeSIM対応を行ったことになる。対応機種はいずれもiPhoneシリーズとGoogle Pixelが中心で、このほかNTTドコモがiPad/キッズケータイで、楽天モバイルはオリジナルスマートフォンのRakuten BIG Sなどで、それぞれeSIM対応を行っている。