ネオジャパンは9月1日、新機能「SmartViewer(スマートビューアー)」を搭載した同社のグループウェア「desknet's NEO(デスクネッツ ネオ)」の最新バージョン6.1を同日から提供開始すると発表した。

  • 新機能「SmartViewer(スマートビューアー)」

「SmartViewer」は、desknet's NEO内の共有ファイルを使ったオンライン会議機能。一般的なWeb会議の「画面転送方式」ではなく、desknet's NEO上のファイルを最初に文書ファイルを各端末にダウンロードしクライアント側で内容を表示・同期する「事前ダウンロード方式」を採用する。これによって、ネットワーク負荷を軽減する。

ただし、現状、利用できるファイル形式はPDFのみとなっている。

  • ファイルは「事前ダウンロード方式」を採用

説明者が自身のPC・タブレットをから資料のページめくりや資料の切り替え、拡大・縮小などの操作を行うことで、すべての参加者の画面にリアルタイムで反映される。ポインターを使って説明したり、マウスを使って資料に手書きのメモを加えたりもできる。

  • メモやポインターが利用できる

会議の参加は、グループウェア上のスケジュールから、会議の日程をクリックすることで行う。会議に参加できるのはdesknet's NEOのライセンスをもっている人で、社内利用が中心となる。

なお、「SmartViewer」は標準機能として、追加費用なく利用できる。

また、最新版ではスマートフォンアプリの機能拡張も行われ、アプリから、インフォメーションを確認できるようになったほか、アプリから、ワークフローの確認・承認を行えるようになった。

そのほか、よくある質問の検索機能を追加、Gmail、Microsoft 365(Outlook)をメールサーバーとして利用する際の認証方式としてOAuth 2.0を追加を行っている。

AppSuiteでは、アプリライブラリから直接アプリを作成可能になり、「仮払管理表」アプリの提供、一覧データの集計値を表示する「集計値部品」の追加、データ変更履歴の記録・参照などの機能強化が行われている。

desknet's NEOの提供価格(税込)は、クラウド版が1ユーザー月額440円、パッケージ版 (スモールライセンス)が100ユーザーの場合415,800円となっている。