続いて、同展示会で提供されている「au 5G ムービーダウンロード ~LANE&STANと一緒に撮る来場記念ムービー~」について、同社のサービス統括本部 5G・xRメディア推進部 メディア推進1グループ 課長補佐 矢島葉介氏に話を聞いた。

  • KDDI サービス統括本部 5G・xRメディア推進部 メディア推進1グループ 課長補佐 矢島葉介氏

--これはどのようなコンテンツなのでしょうか

矢島氏:来場の記念として、レインとティラノサウルスのスタンと一緒に動画を撮影します。会場内に設置した3台のスマートフォンで動画を撮影して、5G回線でサーバにアップロードし、サーバ上で加工および編集した動画をオリジナルのムービーとして来場者のスマートフォンで持ち帰っていただけます。

映像の加工や編集はサーバ上で行っているので、会場にはスマートフォンがあればコンテンツを提供できます。場所をとらないスマートフォンであれば自由に配置できるので、簡便にサービスを提供できる利点があります。

昨年には宮下公園(東京 渋谷)に併設されたスケート場において、スケーターのパフォーマンスを撮影して動画に加工する実証実験を行いました。実用化に向けて楽しみな技術です。

--今後はどのような場面での活用が想定されるのですか

矢島氏:皆様に喜んでいただける用途は、テーマパークでの活用だと思います。顔認証の技術と組み合わせることによって、特定の人物だけを撮影して、お帰りの際に自身が楽しんでいる様子をまとめたムービーが手元のスマートフォンに送られてくるような仕組みが作れないかと検討中です。

現状では、顔を認証して特定の人だけを抽出する技術が課題です。別の人と間違えて動画に編集されないように、顔だけでなく服装などを含めて個人を登録するなどの工夫が必要ですね。

5Gエリア内であればスマートフォンを配置する距離には制限がありませんので、スタンプラリーのようなイベントにも活用できると考えています。複数の駅を巡るようなスタンプを集めている様子を撮影して、動画を作成することも可能です。

  • 会場に設置されたスマートフォン

--今後が楽しみな技術ですね。最後に、読者の皆様にメッセージをお願い致します

矢島氏:このコンテンツは、最小限の機材を用意するだけで来場者に伝わりやすい価値が提供できるメリットがあります。ぜひ他のイベントや企画展にも活用してほしいと思います。5Gの高速通信のおかげで、場所や容量に縛られずに汎用性の高いコンテンツを提供できますので、一緒に開発に携わりたい企業がありましたら、お問い合わせください。