iPhoneで写真を撮ろうとカメラアプリを起動、シャッターボタンをタップすると「ピロン」。「カシャッ」ではなかったからもう一度やり直し、という経験はありませんか? そう、「ピロン」は「Live Photo(ライブフォト)」特有のシャッター音。iOS 14の現在、カメラアプリの初期設定ではLive Photosが適用されるからです。
静止画とともにシャッターを切る前後1.5秒の映像と音声もあわせて記録されるLive Photos、シャッターチャンスを逃しにくいから重宝することも多いのですが、毎回オフに切り替えるのは面倒ですよね。データ量も多くなるし、何も考えずに普通の写真で撮りたい、そう考える向きも多いはずです。
カメラアプリの起動直後、Live Photosではなく通常の静止画を撮影できるようにするには、カメラアプリの設定でLive Photosの設定を保持します。設定を保持させれば、カメラアプリを閉じるときLive Photosをオフにしていれば、次回起動したとき自動的にLive Photosがオンになることはありません。
手順はかんたん、「設定」→「カメラ」→「設定を保持」の順に画面を開き、「Live Photos」スイッチをオン(白→緑)にすればOK。あとはカメラアプリ右上にあるLive Photosボタンをタップし、「LIVEオフ」と表示されたことを確認してからカメラアプリを閉じれば、初期設定でLive Photosが適用されなくなります。
ただし、この方法はカメラアプリのLive Photosオン/オフ設定を保持するに過ぎません。Live Photosをオンにしたままカメラアプリを閉じれば、その設定が引き継がれ次回起動時に自動的にオンになります。