ソフトバンクとジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ、琉球ゴールデンキングスを運営する沖縄バスケットボールは、顔認証ソリューションを活用した新たなスポーツ観戦体験の実証実験を、2021年9月30日と10月2日に開催される「B.LEAGUE 2021-22 開幕戦 琉球ゴールデンキングス VS アルバルク東京」(会場:沖縄アリーナ、主管:琉球ゴールデンキングス)で初めて実施する。

今回の実証実験では、ソフトバンクが9月上旬に提供予定の顔情報登録アプリ「Face&Go」で顔情報を登録した人全員に、顔認証だけでアリーナへの交通から入場、入場後のアクティビティーまで提供するほか、抽選で当選した人と同伴者だけが利用できる専用ラウンジを用意する。

交通では、顔認証専用無料送迎バスを用意。「Face&Go」アプリから登録しておくと、乗車場所に設置された専用デバイスで顔認証を行うことで、スムーズに乗車できる。

入場ゲートでは専用レーンを設置。試合観戦チケットを係員に提示する必要がなく、スムーズな入場が可能だ。顔認証時には検温を実施する。

また、顔認証を行うと、事前に登録したお気に入り選手からのメッセージ映像が流れる専用デバイスを会場内の複数箇所に設置。会場内の専用カウンターで顔認証を行った来場客には無料でドリンクや軽食を提供するほか、グッズプレゼントなども用意する。

なお、アリーナへの交通から入場、入場後のアクティビティーまで一気通貫で顔認証ソリューションを活用するスポーツ観戦体験の実施は、ソフトバンク、B.LEAGUEともに今回が初めてだという。