スイスの時計ブランド「ティソ(TISSOT)」から、自動巻き機械式ムーブメントを搭載した「Tissot PRX Automatic」が登場する。ダイヤルカラーの違いで3モデルをラインナップ。価格は82,500円~85,000円。8月20日からティソ直営ブティックと公式オンラインストアで先行発売し、9月1日から正規取扱店で一般発売となる。

  • Tissot PRX Automatic(シルバーグレーダイヤルのモデル)

オリジナルの「Tissot PRX」は1987年リリースのクオーツモデル。PRXの「PR」は「Precise and Robust(高精度かつ堅牢)」を意味し、10気圧防水を「X」で表している。2021年2月には現代版の「Tissot PRX Quartz」が発売されているが、機械式のTissot PRXを求める声が多かったとして、今回その期待に応えることとなった。

Tissot PRX Automaticは、1970年代後半の明るくきらびやかなトレンドを表現。スリム&ソリッドなトノー型ケースのゆるやかで美しい曲線を、滑らかで上質なポリッシュ仕上げのベゼルが引き立てる。また、ケースにはラグがなく、ケースからブレスレットへとシームレスにつながっていくデザインも見どころのひとつだ。

  • シルバーグレーダイヤル
    T137.407.21.031.00
    85,800円

  • ブルーダイヤル
    T137.407.11.041.00
    82,500円

  • ブラックダイヤル
    T137.407.11.051.00
    82,500円

ダイヤルにはエンボスド・チェッカード・パターンを施し、アプライドインデックスを採用。金属製のインデクスやパーツを用い、奥行きと存在感、Tissot PRXとしての統一感を持たせた。ダイヤルカラーは、シルバーグレー、ブルー、ブラックの3色。このうちシルバーグレーダイヤルのモデルは、ベゼル、時分針、インデックス、デイトウィンドウにローズゴールドPVDを加工。オリジナルモデルが誕生した1970年代当時の雰囲気に仕上げている。

共通の仕様として、ケースとブレスレットの素材はステンレススチール、ケースサイズは縦39.50mm×幅40mm×厚さ10.93mm、風防は無反射加工のサファイアクリスタル、裏ぶたはシースルーバック、防水性能は10気圧。自動巻き機械式ムーブメントの「Powermatic 80」は、80時間という長いパワーリザーブを誇る。