Q-Successは8月9日(ドイツ時間)、「Google and Microsoft have a combined market share of 30% of the email server providers market.」において、GoogleとMicrosoftの電子メールのシェアが、電子メールサービスプロバイダー市場の30%を超えたと伝えた。これに、Newfold Digital、GoDaddy Group、Yandexが続いている。

  • Usage Statistics and Market Share of Email Server Providers、August 2021

    Usage Statistics and Market Share of Email Server Providers, August 2021

1位と2位のGoogleおよびMicrosoftは年間の動向も注目される。この2つの電子メールサービスプロバイダーは、過去1年で市場シェアを増加させた。現在の傾向が変わる大きな理由は見つからず、今後も同様にシェアを増やすものとみられる。

  • 2020年8月~2021年8月 Gmail市場シェア - 資料: Q-Success提供

    2020年8月~2021年8月 Gmail市場シェア 資料: Q-Success

  • 2020年8月~2021年8月 Gmail市場シェア - 資料: Q-Success提供

    2020年8月~2021年8月 Gmail市場シェア 資料: Q-Success

一方、3位および4位のNewfold DigitalとGoDaddy Groupはこの1年間で市場シェアを減らしている。5位のYandexは2021年に入ってから下落傾向へ転じている。上位5つの電子メールサービスプロバイダのうち、増加傾向を続けているのは1位と2位のGoogleおよびMicrosoftのみということになり、今後さらにこの2強体制が進む可能性がある。