レノボ・ジャパンは8月3日、今回、中・大規模会議室に最適な会議室専用ソリューションとして新たにThinkSmart Coreシリーズをリリースした。

  • ThinkSmart Coreシリーズ

ThinkSmart Coreシリーズは、会議室向けのコラボレーションソリューションで、カメラやスピーカー、マイクを含む必要なコンポーネントをワンパッケージで提供するThinkSmart Core Full Room Kitと、既設のオーディオ設備やカメラなど既存の資産の活用を想定したPCとコントローラーのみの最小構成であるThinkSmart Core + Controllerの2種類を発売する。

会議室専用PCと操作用デバイス、オーディオそれぞれが独立したコンポーネントとして存在するため、会議室の広さやレイアウトに合わせてフレキシブルな配置が可能だという。

ThinkSmart Core Full Room KitとThinkSmart Core + Controllerは、それぞれ Teams RoomsモデルとZoom Roomsモデルをラインアップ。Zoom Roomsモデルは、 9月上旬以降の発売を予定している。

会議室専用PCであるThinkSmart Coreは、会議室での使いやすさを考慮した専用設計の筐体を採用。同梱のVESA規格のマウント用パーツを利用して、テーブルの下やモニターの背面等へ設置することもできる。

ThinkSmart Controllerは、マルチタッチ対応の10.1型ディスプレイを搭載した操作用デバイスで、30°と60°の2つの角度で利用できる。不特定多数のが触れることを想定し、画面には非光沢の指紋防止加工を採用。また、モーションセンサーを搭載することで、会議室に入室すると利用可能な状態にスタンバイ、セキュリティキーホールも備え、会議室からの予期せぬ持ち出しを未然に防ぐ。

価格は、ThinkSmart Core Full Room Kit for Microsoft Teams Roomsが、438,900円(税込)、ThinkSmart Core + Controller for Microsoft Teams Roomsが316,800円(税込)、ThinkSmart Core Full Room Kit for Zoom Roomsが438,900円(税込)、ThinkSmart Core + Controller for Zoom Roomsが316,800円(税込)。