DigiCertの日本の正規代理店・サイバービジョンホスティング(CVH)は7月20日、電子メールに送信者のブランドロゴを付加できるメール新標準 BIMIの実装までをサポートする新サービス「Brand Keeper」の専用サイトを開設したことを発表した。
「Brand Keeper」は、BIMIの基準を満たすSPF、DKIM、DMARCの導入とDigiCertが発行するVMC(認証マーク証明書/Verified Mark Certificateの取得・実装を専任エンジニアがサポートするサービス。
BIMIは、メールのセキュリティ向上のために登場した新規格で、組織や企業は電子メールクライアントの「送信者」フィールドの横にブランドロゴを表示でき、メッセージが開かれる前でも商標のロゴマークを表示することができる。
また、このロゴ表示に必要となるVMC(認証マーク証明書/Verified Mark Certificate)も7月12日にDigiCertよりリリースされている。
受信トレイに表示されるロゴで送信元のブランドを一目で認識できることでメールの信頼性レベルが飛躍的に向上し、メールの到達性、開封率の向上や配信停止・迷惑メール報告を減らすほか、なりすましなど悪意を持った第三者から顧客やブランドを守ることができるとしている。