Elgatoは7月15日、PC用のショートカット・キーパッドの新モデル「Stream Deck MK.2」と、同社初のWebカメラ「Facecam」を発売した。

Stream Deckは、アプリケーションの起動や操作、フォルダやファイルへのアクセス、Webサイトへのアクセス、ファイル操作、オーディオの調整、定型文の入力、複数のアクションをつなげたオートメーションなど、様々なアクションを15個のキーに割り当てられる。各キーは表面がLCDになっていて、任意のアイコンでカスタマイズ可能。作業効率を劇的に上げられるツールとして、コンテンツクリエイターや配信者、ビジネスパーソンに利用されている。対応するOSはWindows 10(64ビット)とmacOS(10.13以降)。

Stream Deck MK.2は主にデザイン面のアップデートになっている。卓上スタンドが本体と一体感のあるデザインになり、より安定して置けるようになった。スタンドから取り外して、本体のみでフラットに近い角度で使うことも可能。また、USBケーブルを着脱できるようになった。好みの長さのケーブルを利用できる。ポートはUSB-C。フェイスプレートを使ったカスタマイズに対応。カラーやデザインを変更し、キーのアイコンとの様々な組み合わせを楽しめる。

Facecamは、CMOSイメージセンサーに暗所に強いソニーのStarvisを採用した。非圧縮のYUVビデオで1080p/60fpsの撮影が可能。Elgato Primeレンズは、8枚構成、24mm(f/2.4)。非球面の表面でイメージ周辺のシャープネスを高め、18層の反射防止コーティングがレンズフレアを防止してイメージの細部を保持する。

ユーティリティソフト「Camera Hub」(Windows、macOS)は、Facecamの特徴を捉えた自動モードに設定を任せてストリーミングに集中できるほか、画角、シャッタースピードや露出、明るさ、彩度、コントラストなどを手動で細かく調整することも可能。設定はカメラ本体に保存され、デスクトップからノートPC、WindowsからMacというようにデバイスを切り替えても自分の撮影環境をすぐに呼び出せる。

15日からElgatoとCORSAIRの小売ネットワークで販売を開始。価格は、Stream Deck MK.2が149.99USドル、Facecamが199.99USドル。