NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は7月15日、クラウドコンタクトセンターサービス「COTOHA Call Center」において、電話応対業務の品質と効率および顧客満足度向上を実現するAIオペレーターなどの機能を、同日より追加したことを発表した。
「COTOHA Call Center」は、PCとブラウザ、およびインターネット接続環境があれば、自宅でも電話応対が可能なクラウドコンタクトセンターサービス。リモートワーク環境で業務用の電話番号で発信・着信することが可能なほか、リモートワークの従業員と出社している従業員などの間で発着信履歴(応対履歴)を共有することもできる。
今回、新たに追加されたのは、営業時間外や電話集中時など有人オペレーターだけでは対応しきれない電話への応対が可能なAIオペレーター機能、通話相手との会話を録音し、重要な内容の聞き逃しを回避することでトラブルを防ぐとともに応対品質の向上も図る通話録音機能、電話終了後に入力したメモが発着信履歴毎に保管され、オペレーター間で内容を共有して業務効率化を実現するメモ機能。
今後、フリーダイヤル・ナビダイヤル連携機能、通話のテキスト化機能、Webポータルからの電話番号追加申し込み、各種SaaSや外部システムとの連携といった機能の追加が予定されている。
なお、同サービスは、期間限定で無償提供していたが、今回の機能拡張にあわせて有償となる。利用するには「COTOHA Call Center」専用ポータルサイトより申し込む。
料金は、初期費用が無料、ID利用料が1IDあたり3,300円/月、電話番号利用料が1番号あたり550円/月。加算料として、発信利用料が携帯以外宛8.8円/分、携帯宛22円/分、着信利用料2.2円/分、内線利用料2.2円/分、AIオペレーター機能電話番号利用料1番号あたり330円/月、AIオペレーター機能着信利用料55円/分(価格はすべて税込)。月額料金はID利用料、電話番号利用料、加算料の合算額となる。