デイジーチェーン接続で配線が容易に

Fractal Designから、ケースファンの新シリーズ「Aspect」が登場した。注目点は、従来の「Dynamic」シリーズの特徴を受け継ぎつつ、新たにデイジーチェーン接続に対応したこと。ラインナップは、カラー(ブラック/ホワイト)、サイズ(12cm/14cm)、LEDの有無、制御方式、単品/セットで計16モデルを用意し、価格は1,650円前後から。

  • Fractal Designの「Aspect」。どんなケースにも似合うシンプルなデザインだ

  • ファンケーブルだけでなく、LEDケーブルもデイジーチェーン接続に対応

スリーブベアリングよりも効率に優れるライフルベアリングを採用。気流の乱れを抑えるステーターストラットや、トリップワイヤーにより効率を高めたファンブレードなども備えた。PWMモデルはワイドレンジ仕様(12cm:500~2,000rpm/14cm:500~1,700rpm)になっており、特にラジエータに適しているという。

コスパが高いARGB付きメッシュケース

Lian Liの「Lancool 205 Mesh」は、フロントにメッシュパネルを採用したことで、エアフローを強化したミドルタワーケース。ファンは、フロントに14cm×2個、リアに12cm×1個が標準で付属。アドレッサブルRGB LEDファンを3個も搭載しながら、ツクモでの価格は10,899円と、非常にお買い得感がある。

  • Lian Liの「Lancool 205 Mesh」。カラーはブラックとホワイトの2色がある

  • 内部レイアウトは標準的。安価ながら、内部までしっかり塗装されている

ガルウィング搭載の大型オープンケース

ピラミッド型ケースなど、ユニークな製品で話題となっているAZZAから、オープンフレームケース「Overdrive」が登場、発売が開始された。まるでレーシングカーのエンジンのような形状のケースで、特に目を引くのは翼のように開閉するパネルを備えることだ。マザーボードはE-ATXまで対応。価格は69,000円前後だ。

  • AZZAの「Overdrive」。アルミ+強化ガラス仕様のガルウィングが特徴的だ

  • こちらはリア側。左右の側面には、追加で12cmファンを最大6個搭載できる

ケースのサイズは440(H)×570(W)×590(D)mm、重量は15kg。両翼の下には、グラフィックスカードやラジエータの搭載が可能で、両翼を広げると放熱性をさらにアップできる。フロント中央には、20cmの大口径ARGBファンを標準搭載。ケース中央にはリザーバータンクの設置スペースもあり、フル水冷にも対応する。

各パーツの設置方法は、この動画を見た方が分かりやすいだろう