NECグループのフォーネスライフは7月8日から、血中タンパク質測定サービス『フォーネス ビジュアス』の医療機関での一般提供を開始した。

同サービスは約7000種類のタンパク質を一度に測定するSomaLogic社の技術を活用した日本初の検査となる。検査では複数のタンパク質を総合的に評価することで、心筋梗塞や脳卒中などの4年以内の発症リスク予測のほか生活習慣病のリスクチェックが行える。

  • フォーネスビジュアス検査の概要

検査結果は、検査結果報告書と検査ガイドにまとめられ、受診した医療機関の医師との健康相談に活用できる。検査後は、保健師の資格を持つ「フォーネスビジュアス コンシェルジュ」によるカウンセリングや「生活習慣の改善をサポートするスマホアプリ」を通じて、健康改善メニューの提示し、実践を支援する。

  • フォーネスビジュアスサービスの流れ

2020年12月よりNECグループ社員を対象に先行して同検査を開始してきたが、東京都に加え、7月から愛知県の名古屋ステーションクリニックにて提供。8月以降は香川県(高松紺屋町クリニック)のほか、順次全国で提供を拡大していく予定だ。