エン・ジャパンは7月8日、運営するWebエンジニアに特化した求人情報サイト「エンジニアHub」において、掲載している求人情報をもとに集計した「Webサービスの開発環境」に関するランキングを発表した。

同ランキングは、「年収500万円以上」「自社プロダクトをもつ企業」の求人を中心に掲載する「エンジニアHub」において、6月18日時点での各掲載求人の「開発環境」項目より抽出・作成したもの。

Webサービスの開発で使用されている開発言語は、JavascriptとPHPが同率で第1位となった。第3位はPython。

Webサービスの開発で使用されているフレームワークは、Vue.jsとReactが同率で第1位となった。第3位はRuby on Rails。

  • 左から、Webサービスの開発で使用されている開発言語TOP10、Webサービスの開発で使用されているフレームワークTOP10 資料:エン・ジャパン

  • 左から、Webサービスの開発で使用されているコミュニケーションツールTOP3、Webサービスの開発で使用されているインフラTOP3 資料:エン・ジャパン

「エンジニアHub」の責任者を務める小原慎平氏は、「Webアプリケーションのサーバーサイド開発において、メディアやプラットフォーム事業を展開する企業ではPHPを使用した開発が多く、SaaSを展開する企業ではRubyの使用が多い。また、機械学習を用いたプロダクトも増加しており、一部分の開発でPythonの使用が増えている。最近では、スタートアップ企業で、TypeScript、Goなどの比較的新しい言語を使用した開発も増えており、特に、GoはWebエンジニアにとって人気の言語で、採用において競合との差別化にもなっている」とコメントを寄せている。