Microsoftは6月24日(米国時間)、Windows 11をサポートするIntelプロセッサの一覧、AMDプロセッサの一覧を公開した。
IntelのCoreシリーズは第8世代以降のものがサポート対象となっている。AMDのRyzenシリーズでは、第2世代Ryzen(AMD Ryzen 5 2600など)以降がサポート対象となっているようだ。
【記事追記】Windows 11プレビュービルドの提供にともない、Windows 11のハードウェア要件に関する追加情報が公開されました。第7世代Intel CoreやAMD Zen 1での動作検証をDevチャンネルを通じて進めているとのことです。また、PCの互換性を確認できるチェックツールの提供は、ハードウェア要件が最終でなくユーザーの誤解を招くとして、一時提供を中止。秋の正式版リリースの準備段階で提供を再開するとしました。(2021年6月29日 10:25) 関連記事「MS、Windows 11ハードウェア要件に関する情報追加、第7世代Coreなど現在検証中」 |
なお、Windows 11のシステム最小要件および、使っているPCがWindows 11 を動作するために必要な要件を満たしているかどうかをチェックできる無料公式ツールも、Microsoftから公開されている。
Windows 11の動作要件の1つに、TPM 2.0の対応が挙げられている。TPMはPCに内蔵されるセキュリティチップで、OSやストレージとは独立して動作するため暗号化の鍵などを安全に管理できる。最近はCPUに内蔵するfTPMが主流だ。
自分が使っているPCがWindows 11の動作要件に問題がなく、Microsoftが公開したリストにCPUが対応していても、公式ツールの判定が「このPCではWindows 11を実行できません」という結果になる場合、fTPMが有効化されていない可能性がある。その場合、UEFIからfTPMの設定をオンにすることで解消される可能性があるので、気になった方は試してみるといいだろう。