ネオジャパンは5月21日、ビジネスチャット「ChatLuck (チャットラック)」において、ネットワーク分離環境でのチャット利用を可能とする機能拡張を行ったと発表した。
ネットワーク分離は、地方自治体や金融機関などで採用されている、セキュリティ対策 のため、インターネットと 分離されたネットワーク環境で業務を行っているもの。
一方で、 庁外・行外と安全にコミュニケーションを行える環境が求められているという。そこで、同社は新たに「ChatLuck 中継サーバー」機能を搭載。インターネットとのネットワーク分離を保ちつつ、組織内からはテキストチャットやファイル送受信など「 ChatLuck」のすべての機能を、インターネットからは「テキストチャットのみ許可」「テキスト+専用アプリで撮影した写真のみ許可」などの利用制限を適用することで、チャットを介したインターネットからのマルウェア侵入や、機密ファイルの外部流出のリスクを防いだ安全なチャット環境を構築できるという 。
「ChatLuck 中継サーバー」機能は、インターネットから分離された内部ネットワーク内に「ChatLuckメインメインサーバー」を構築し、すべての情報を管理。インターネットに接続された外部ネットワーク内には「ChatLuck中継サーバー」を構築し、両サーバー間の特定通信を許可することで、内部ネットワーク内では「ChatLuck」のすべての機能を、インターネットからは「テキストチャットのみ許可」「テキストチャット+アプリで撮影した写真のみ許可」などの制限を適用できる。
「ChatLuck 中継サーバー」機能の価格は要問い合わせ。