日立グローバルライフソリューションズは5月19日、縦型洗濯乾燥機の高機能モデル「ビートウォッシュ」シリーズの新製品を発表した。6月19日から発売する。

ラインナップと推定市場価格は、洗濯容量12kg・乾燥容量6kgの「BW-DX120G」(319,000円前後)、洗濯容量10kg・乾燥容量5.5kgの「BW-DX100G」(264,000円前後)、洗濯容量9kg・乾燥容量5kgの「BW-DX90G」(242,000円前後)、洗濯容量8kg・乾燥容量4.5kgの「BW-DV80G」(198,000円前後)。本体カラーは、BW-DX120GとBW-DX90Gがシャンパン、BW-DX100GとBW-DV80Gがホワイト。

  • BW-DX120G

  • BW-DX100G

洗濯容量9~12kgまでの3モデルは、スマートフォンとの連携によるIoT機能と、液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能を搭載した高機能モデル。専用アプリ「洗濯コンシェルジュ」では、遠隔操作や洗濯コースの追加などにも対応する。

今回の新製品では新しく「シワ低減」コースを搭載。シワ低減コースは乾燥時に衣類が絡みにくい動きをするほか、標準コースより速い風速によって乾燥時に付きやすい衣類のシワを抑える。

  • 洗濯乾燥後のイメージ。左が標準コース、右がシワ低減コース

「除菌清潔」コースでは、水道水をミスト状にして衣類に吹き付け、温風で加熱することで衣類をケア。衣類に湿気を加えて熱を伝えやすくし、除菌・消臭を行う。水で洗えないクッションや帽子、コート、毎日着る制服のケアに便利。

運転メニューには「つけおきプラス」を追加。運転コースの選択時につけおきプラスを選ぶと、30分のつけおき運転を実行する。

IoT機能搭載モデルの専用アプリ「洗濯コンシェルジュ」では、洗濯機本体に搭載されていない洗濯コースを、スマートフォンからダウンロードして増やすことが可能。さらに、その日の洗濯指数をもとに乾きやすい時間帯をアドバイスする「洗濯アドバイス機能」、洗い上がりに関するアンケートに答えることで自分好みの洗い方を学習する「わがや流AI」コースなどを搭載。スマートスピーカー連携機能では、音声によって洗濯残り時間や運転終了を確認できる。

  • 主な仕様(洗濯と乾燥の容量、使用水量、消費電力、運転時間などは目安)