Visaカードが日本国内でのApple Pay対応を開始

ビザ・ワールドワイド・ジャパンは5月11日、Visaカードの日本でのApple Pay対応を開始すると発表した。VisaカードはこれまでApple PayではID／QUICPayを介した利用しか行えなかったが、今回の対応により、アプリ内決済／Web決済やSuica／PASMOのチャージ、コンタクトレス決済対応店舗でのタッチ決済が可能になる。

Master、JCB、ダイナースクラブ、アメリカン・エクスプレスといったカードブランドはすでに日本でApple Payに対応しており、国内の主要カードブランドではVisaカードの対応が遅れていた。

ID／QUICPayで利用するためにVisaカードをApple Payに登録してあるユーザーは、とくに設定を行うことなく、カード発行会社が対応を開始したタイミングで自動的にVisaの決済機能を利用できるようになる。Apple PayでVisaカードの決済を利用できるようになるタイミングはカード発行会社によって異なり、発表時点では下記の8社が対応発行会社として挙げられている。