米Twitterは5月6日(現地時間)、Twitter上で簡単にチップを送受できる新機能「Tip Jar」(チップ入れ)を発表した。手軽に投げ銭できる仕組みになっており、素晴らしいコンテンツを提供するクリエイターや価値のある情報を共有するジャーナリストなど、Twitter上の優れた活動を支援できる。
iOSアプリとAndroidアプリにおいて、英語でTwitterを利用しているユーザーは6日から、その地域で利用できる対応決済サービスを用いてチップを送れるようになる。Tip Jarを置けるのは、現時点で英語でTwitterを利用しているクリエイター、ジャーナリスト、専門家、非営利団体など。今後、活用できるユーザーと言語を順次拡大していく予定。
Tip Jarを置いているTwitterアカウトでは、「Follow」ボタンの横に「Tip Jar」アイコンが表示される。
チップを送りたい人は、Tip Jarアイコンを選ぶと、そのアカウントが有効にしている決済サービスやプラットフォームのリストが表示される。使用したい支払い方法を選択すると、そのアプリに移動し、選択した金額のチップを送信できる。現在、サポートされている支払い方法は、Bandcamp、Cash App、Patreon、PayPal、Venmoなど。Androidでは、音声会話サービス「Spaces(スペース)からもチップを送れる。なお、チップの送受に関してTwiterは手数料などを一切徴集しない。