Luupは、電動キックボードシェアアプリの提供を2021年4月23日に開始した。同社がすでに展開している電動シェアサイクル「LUUP」のアプリ内に電動キックボードが導入される形だ。
電動キックボードの利用可能エリアは、LUUPがすでに展開している渋谷区、新宿区、品川区、世田谷区、港区、目黒区の全域。実証実験特別価格として110円/初乗り10分、16.5円/分で提供される。
電動キックボードの利用には、会員登録と運転免許証登録、走行ルールの確認テストの満点合格が必要。最高速度は15km/h。車両の走行が著しく多い道路については、安全性を鑑みて自主的に走行禁止道路と定めている。ヘルメットの着用は任意。そのほか、利用方法の詳細は「利用ガイド」を参照。
まずは100台の電動キックボードを導入し、順次増やしていく予定だ。LUUPの都内約300カ所にあるポートのうち、約200ポートで電動キックボードの乗り降りが可能。ポート数も順次増やしていく。
LUUPアプリは、iOS 12.1 以降、iPhone 6 以降、Android OS 5.0 以降に対応する。なお、政府の特例措置の元、ヘルメットの着用が任意となる形での電動キックボードのシェアリングサービスは国内初だという。