フィッシング対策協議会は4月6日、東京電力をかたるフィッシングメールに注意を喚起した。10時30分現在ではフィッシングサイトの停止を確認しているが、類似のフィッシングサイトが公開される可能性があり注意を促している。

  • 東京電力をかたるフィッシングメールの例(フィッシング対策協議会のWebサイトより)

フィッシングメールの件名は「【東京電力エナジーパートナー】」などで、誘導先のフィッシングサイトは東京電力のサイトをコピーし本物そっくりに作られている。協議会では、フィッシングサイトでアカウント情報 (ID、パスワード)、 メールアドレス、住所、カード情報などを入力しないよう呼びかけている。

また、東京電力エナジーパートナー側でも、フィッシングメールに対する注意を喚起。内容に心当たりがない、不審なメールを受け取った際は、フィッシングサイトへ誘導される可能性があるため、メール文中のURLをクリックせず削除するよう促している。

  • 東京電力をかたるフィッシングサイト。本物そっくりにつくられている(フィッシング対策協議会のWebサイトより)