Jackery Japanは3月24日、AC100Vの電源供給が可能な大容量ポータブル電源「Jackeryポータブル電源Ace」シリーズの新製品「Ace1500」「Ace2000」を発表した。これまでの製品では対応していなかったホットプレートやグリルなどの家電調理器が使えるようになったほか、充電の効率を引き上げて短い時間で充電できるようにした。発売日は「Ace1500」が3月25日。「Ace2000」の詳細は後日発表する。

  • 容量1,488Wh/413,400mAhの大容量ポータブル電源「Ace1500」。定格出力1,800W / 瞬間最大出力が3,600Wの高出力に対応しており、ホットプレートなども使える

Ace1500は、容量1,488Wh/413,400mAhの大容量ポータブル電源。希望小売価格は176,000円。定格出力1,800W / 瞬間最大出力が3,600Wの高出力対応なので、キャンプなどのアウトドア時でもホットプレートやグリルといった高出力の調理機器を使用できる。

出力ポート類は、ACコンセント×3基(100V/18A)、USB Type-C×1基(USB PD対応60W)、USB Type-A×1基(5V/2.4A)、USB Type-A×1基(QC3.0対応18W)、シガーソケット×1基(12V/10A)を備える。

  • 端子類を前面に集約した伝統のデザインを継承。別売のソーラーパネルを用いた充電にも対応する

入力ポートは×2基(48V/6.25A 600W)で、充電時間は約5.5時間。充電時間を効率化する新技術「ツインターボシステム」により、ACアダプター×2基(1基は別売り)を使っての充電では、充電時間を約3.5時間まで短縮できる。充放電効率も高く、800サイクルの充放電後でも容量の80%を確保する設計とした。

電池残量や接続状況を確認できるカラースマートスクリーンを備え、内部の温度が正常な動作温度範囲を超えた場合に高温/低温警告を自動表示する。保護システムは、電気自動車で使用するバッテリー管理システム(BMS)を搭載。過充電保護、過放電保護、温度管理などを行う。本体サイズはW355×D253×H265mm。

  • 情報量が多く視認性の高いカラー表示パネルを搭載する

発表イベントの様子