NVIDIAはGeForce RTX 3060にマイニング制限を課しており、その後マイニング専用GPU「CMP HX」も発表している。マイニング制限はvBIOSやチップ、ドライバーによって実施されており、回避することはできないとしていたが、今回マイニング制限を解除する内部開発用コードが含まれる開発者向けドライバーが誤って配布されていたようだ。米テック系ニュースサイトの「The Verge」が報じている。

マイニング制限を回避してEthereumのマイニング性能を限界まで高める事ができたドライバは、NVIDIAが配布していたベータドライバのバージョン470.05。問題のドライバは既に削除されているが、ドライバのコピーがインターネット上に出回ってしまった上、NVIDIAがこのドライバの使用を禁じる手段を講じることも困難だと見られている。

マイニング制限はこれまで、vBIOSやチップ、ドライバーソフトウェアの組み合わせによって強固に実施されているとされていたが、今回の一件によってソフトウェアドライバの導入だけで回避できる可能性が露見してしまった形だ。