ドリームエリアは2月10日、児童見守りGPS「みもり」のリニューアルモデルを発表した。本体を25%コンパクト化したほか、スマートフォンで録音した保護者の音声を音声メッセージとして送信して再生する機能を備えた。価格は「みもり」本体が7,800円(以下、税別)、月額利用料金が680円。3月10日より発売する。
本体が25%コンパクトになった「みもり」のリニューアルモデル。子ども用の見守りGPS端末で、保護者のスマートフォンに専用アプリをインストールして「みもり」と連動させることで、子どもの現在地の確認や行動管理を行えるというもの。
追加された新機能は、スマートフォンで録音した保護者の音声を「音声メッセージ」として送れるようになったこと。音声を受信すると「みもり」のLEDランプが点滅し、メッセージボタンを押すことで音声が再生される。音声メッセージは、あらかじめ収録した音声から選択したり、テキスト入力して音声に変換して送信できる。
「みもり」を宅内で紛失するという案件が多かったことを受け、「みもりを鳴らす」機能も追加した。アプリから「みもりを鳴らすボタン」を押すことで、電子音が流れて場所を特定できる。通信方式はLTE-Mで、バッテリー容量が1,350mAhとなったことで連続駆動時間も長くなった。通信可能エリアはNTTドコモのLTEエリア。
測位方式はGPSだけでなく、みちびき(日本)、BeiDou(中国)、Galileo(欧州)、GLONASS(ロシア)に対応。屋内での測位を可能にするため、Wi-Fiアクセスポイントを利用した測位方式も採用する。本体サイズはW48×D48×H19.6mm、重さは48g。ランドセルなどにぶら下げやすい専用ケース(1,480円)も用意する。カラーは黒 / 青 / 水色 / ピンク / 赤の5色。