Adobeは2月4日(米国時間)、「Adobe Security Bulletin - Prenotification Security Advisory for Adobe Acrobat and Reader | APSB21-09」において、2021年2月9日(米国時間)にAdobe AcrobatとAdobe Acrobat Readerのセキュリティアップデートバージョンを公開すると伝えた。脆弱性が存在するとされるプロダクトおよびバージョンは次のとおり。
- Acrobat DC 2020.013.20074およびこれよりも前のバージョン(Windows版、macOS版)
- Acrobat Reader DC 2020.013.20074およびこれよりも前のバージョン(Windows版、macOS版)
- Acrobat 2020 2020.001.30018およびこれよりも前のバージョン(Windows版、macOS版)
- Acrobat Reader 2020 2020.001.30018およびこれよりも前のバージョン(Windows版、macOS版)
- Acrobat 2017 2017.011.30188およびこれよりも前のバージョン(Windows版、macOS版)
- Acrobat Reader 2017 2017.011.30188およびこれよりも前のバージョン(Windows版、macOS版)
Adobeは2月9日(米国時間)に予定されているセキュリティアップデートで深刻度が緊急(Critical)および重要(Important)に分類されている脆弱性を修正するとしており注意が必要。該当するプロダクトを使用しているかどうか確認するとともに、該当するプロダクトを使用している場合は2021年2月9日(米国時間)のアップデート提供後、迅速にアップデートを実施することが望まれる。