メールの未読件数で圧迫感を感じるとしたら、アイコンの右上に表示される赤い丸、「バッジ」のことでしょうか? 確かに赤丸の白抜き数字は目立ちますし、数字が1〜2桁ならまだしも、3桁を超えたあたりから心理的な圧迫感が強くなります。バッジは最大6桁、すなわち999,999件まで正確に未読件数を表示できるため、放置すると状況はさらに悪化します。

メールの未読件数を解決する方法は2つ、メールボックス内すべてを既読にするか、バッジを非表示にするかです。

すべてを既読にする場合は、メールアプリで対象のメールボックスを開き画面右上の「編集」をタップ、続けて画面左上の「すべてを選択」タップし、画面左下の「マーク」をタップすると現れる「開封済みにする」を選択しましょう。これで、メールボックス内のメールをいちどに既読化できます。

バッジを非表示にする場合は、『設定』→「通知」→「メール」の順に画面を開き、対象のメールアカウントをタップ、現れた画面で「バッジ」スイッチをオフにしましょう。未読の状態が解消されるわけではないため、スイッチをオンにすると膨大な数の未読件数が再び表示されることになりますが、とりあえず見たくないものにフタをするには便利な方法です。

バッジはメールアカウントごとにオン/オフを決定できるため、未読件数を気にしたくないものだけ非表示の対象にするという方法もあります。たとえば仕事とプライベートでメールアドレスを分けている場合、仕事のメールはバッジを表示するけれどプライベートは非表示(あるいはその逆)という設定にできますから、1つですべてを賄おうとはせず、用途別に複数のメールアドレスを用意することが賢い対策だともいえます。

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