ディーアンドエムホールディングスは、デンマーク・DALIのフロア型スピーカー「OBERON9」を1月下旬に発売する。ダークウォールナットとブラックアッシュの2種類の仕上げが選べ、価格(税別)は1本13万円、ペアで26万円。
DALI「OBERONシリーズ」の最上位機。シリーズ唯一の3ウェイ構成で、同シリーズの特徴であるテクノロジーを盛り込みながら、「豊かな量感とダイナミクスはOBERONを超えたシリーズ最強モデル」とアピールしている。
すべて自社製ドライバーユニットを採用し、低域用は9インチ径×2基、中域用は7インチ径×1基、高域用には29mm径ソフトドーム・ツイーター×1基を搭載する。エンクロージャーはバスレフ方式。
ウーファーには高音質化技術「SMC(ソフト・マグネティック・コンパウンド)マグネット・システム」や、4層CCAWボイスコイル、ブランドのトレードマークでありOBERON用に最適化されたウッドファイバー・コーンを採用。OBERONシリーズ専用設計のソフトドーム・ツイーターや、スカンディナビアン・デザイングリル、アルミニウム・ベースも採用している。
再生周波数帯域は35Hz~26kHz(±3dB)、能率は90.5dB、インピーダンスは4Ω、最大出力音圧レベルは113dB。推奨アンプ出力は50~400W。クロスオーバー周波数は780Hz/3.4kHz。入力端子はシングル方式。
本体サイズは260×406×1,172cm(幅×奥行き×高さ)、重さは37.1kg。ラバーフットとスパイクが付属する。