BOSS-CON JAPANは12月11日、BOSS-CON JAPAN内組織であるPHP技術者認定機構がPHP8技術者認定上級試験を2021年秋に実施することを発表した。ベータ試験は2021年2月7日に東京で開催される。

PHPの最新バージョン「PHP 8」が2020年11月26日にリリースされた。PHP 8はJITコンパイラの搭載による、高速な実行が期待される。近年、Webサーバ上のコンテンツのファイルサイズが大きくなる傾向があり、Webサーバへの負荷が高まっている。一方、表示速度はGoogleのSEOにも影響するため、高速さが求められている。

そこで、PHP技術者認定機構はPHP 8の技術を取得するプログラマーの育成を推進するべく、同試験を立ち上げることにしたという。

PHP8技術者認定上級試験は設問数60問で、7割正解で上級認定、5割から7割未満の正解で準上級認定となる。受験料金は1万5000円(外税)が、学生および教職員は50%オフでの受験が可能。

出題範囲は、インストールと設定、言語リファレンス(通常)、言語リファレンス(バージョンアップ関連)、セキュリティ、基本的な関数など。