SansanとWeb電話帳クラウドサービスを提供するPHONE APPLIは12月8日、業務提携するとを発表した。今回の業務提携により、法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」とWeb電話帳アプリケーションの「PHONE APPLI PEOPLE」(旧:連絡とれるくん)に関して、両社の営業活動における相互連携とサービスの機能開発を連携させるという。

  • Sansanアプリからの画面

    Sansanアプリからの画面

PHONE APPLIは、Web電話帳クラウドサービス「PHONE APPLI PEOPLE」を主軸に組織のコミュニケーションの活性化と効率化を可能とするサービスを提供しており、さらなるサービスの拡大を目指し、今年10月にはブランドアイデンティティを刷新し、これまでの「連絡とれるくん」から、社名と合わせた「PHONE APPLI PEOPLE」と変更している。

協業により、SansanとPHONE APPLI PEOPLEとの相互のデータが連携される機能の開発・提供を予定し、SansanからPHONE APPLI PEOPLEに登録した電話帳機能を参照できる機能は、12月8日に提供するほか、PHONE APPLI PEOPLEからSansanの名刺情報を参照できる機能は同25日から順次提供を予定。

SansanとPHONE APPLI PEOPLEとの連携を行うと、新たに「社内電話帳」アイコンがSansanのスマートフォンアプリケーションに表示される。ユーザーが社内電話帳アイコンをタップすると、PHONE APPLI PEOPLEのアプリが立ち上がり、そこに登録されている自社内の同僚の連絡一覧を参照・活用することができるようになる。

また、PHONE APPLI PEOPLEでは社員の名前、電話番号のほか、所属先(企業名、部署、グループ、役職)、メールアドレス、住所、FAX番号等を登録できるため、社内連絡帳の構築が可能。さらに、Know Who機能により、その同僚のスキルや資格、職務経歴を確認、電話以外にも利用しているコミュニケーションツールや居場所情報を確認し、最適な方法でコンタクトをとることも可能としており、Sansanユーザーの社内コラボレーションを加速させることができるようになるという。

加えて、SansanとPHONE APPLI PEOPLEとの連携を行うと、PHONE APPLI PEOPLEの社内電話帳の同僚詳細画面から、Sansanのアプリにアクセスすることができるようになり、具体的には同僚が有している名刺情報を参照する際に、直接Sansanのアプリを開き、名刺管理機能を参照することができる。