高級感のあるゲーミングMini-ITXケース

ASUSの「ROG Z11」は、拡張性と冷却性を重視したゲーマー向けのMini-ITXケース。サイズは194(W)×531(H)×386(D)mmと、Mini-ITX向けにしては大きめだが、マザーボードトレイを11°傾けて配置したことで、3スロット厚のグラフィックスカード(最長32cmまで)をコンパクトに格納できる。価格は40,000円前後。

  • ASUSの「ROG Z11」。フロントとサイドは強化ガラスで、横置きにも対応する

  • 中央のマザーボードトレイに注目。少し斜めになっていることが分かる

14cmファンを、トップ側に2個、ボトム側に1個搭載。煙突構造のエアフローにより、効果的にケース内部を冷却できる。また11°傾けたことで、マザーボード背面にスペースが空き、背面側に取り付けるM.2 SSDの放熱性も向上している。

Mini-ITXケース「SUGO」にも新モデル

SilverStoneの「SUGO 15」は、Mini-ITXケースの新モデル。従来モデル「同 14」と同様にモジュラー設計を採用しており、トップ側、両サイド、ボトム側の4枚のパネルの取り外しが可能、内部へのアクセスが容易になっている。3スロット厚のグラフィックスカードにも対応。カラーはブラックとシルバーの2色で、ツクモでの価格は27,500円。

  • SilverStoneの「SUGO 15」。従来モデル「同 14」にあった5インチベイは廃止

  • 周囲の4面のパネルが取り外せる。パーツの交換が多いユーザーには便利だろう

定番トラックボールが10年ぶりに刷新

ロジクールの「ERGO M575」は、定番の無線トラックボール「M570」の後継モデル。親指でボールを操作するスタイルはそのままだが、スクロールホイールの角度やクリックエリアを見直したほか、解像度を最大2,000dpiまで調整できるようにした。無線は従来の2.4GHzに加え、Bluetoothにも対応。価格は6,000円前後だ。

  • ロジクールの「ERGO M575」。カラーはオフホワイトなど3色を用意した

  • 電源は単3乾電池を1本使用。より省電力になり、最大2年も利用できる