ベンチマークテスト「3DMark」を提供するUL Benchmarksは、PCのクリエイティブ性能を計測する「UL Procyon Photo Editing Benchmark」と「UL Procyon Video Editing Benchmark」を発表した。プロフェッショナル向けのシングルシートライセンスは、いずれも年間995ドルから。
UL Procyon Photo Editing Benchmarkは、画像ファイルの編集パフォーマンスを計測するベンチマークテスト。テストでは「Adobe Lightroom Classic 10.0」以降を用いてDNGファイルをライブラリにインポートし、さまざまなプリセットを適用する他、トリミングや直線化、修正を実施。その後「Adobe Photoshop 22.0」以降を用い、写真に複数の編集やレイヤー効果を適用することで、PCが画像編集作業をどれだけ高速に実行できるかを計測する。
また、「Adobe Premiere Pro 14.5」以降を用いて動画編集におけるパフォーマンスを計測するUL Procyon Video Editing Benchmarkも用意する。テストプロセスでは2つのビデオプロジェクトをインポートし、さまざまな調整やエフェクト、タイムライン上での編集作業を実行。それぞれをH.264/フルHDでエンコードした後、さらにH.265/4K UHDでエンコードして4つのファイルをエクスポートし、かかった時間でベンチマークスコアを算出する。
いずれもベンチマークテストではAdobe製品を利用するため、使用するには別途ライセンスを取得して計測したいPCにインストールしておく必要がある。