アンカー・ジャパン(Anker)は、Android TV 9.0を搭載したスマートプロジェクター2機種を11月20日に発売する。価格(税別)は、フルHD対応のエントリーモデル「Nebula Cosmos」が79,980円、4K/HDR対応のプレミアムモデル「Nebula Cosmos Max」が179,980円。

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    Nebula Cosmos Max(左)、Nebula Cosmos(右)

日米のクラウンドファンディングサイトで計2.5億円を調達した、「Nebula史上最高の映像・音響体験」を実現するDLP方式のスマートプロジェクター。米クラウンドファンディングサイト「Kickstarter」では10月23日のプロジェクト開始から48時間で1.3億円超、日本の「Makuake」でも約3カ月間で約1.1億円の支援を獲得したという。

どちらもAndroid TV 9.0をOSに採用し、無線LANやBluetooth機能を搭載。単体でYouTubeやAmazon Prime Video、Netflix、ABEMAなど、5,000以上のアプリを利用できる。AirPlay(別途アプリのインストールが必要)や、Chromecast機能(Chromecast built-in)、音声サービスのGoogleアシスタントに対応する。

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    Android TV 9.0を搭載

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    4K/HDR対応「Nebula Cosmos Max」の利用イメージ

CosmosはフルHD/1,920×1,080ドット対応で、900ANSIルーメンの明るさで最大120型の画面を投写可能。HDR 10にも対応する。サウンド面ではDolby Digital Plusと、Anker独自の「BassUpテクノロジー」に対応し、豊かなサウンドと深みのある低音を追求している。内蔵スピーカーの出力は10W×2。

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    Cosmosの内蔵スピーカー

Cosmos Maxは4K/3,840×2,160ドット対応で、最大150型、1500ANSIルーメンの明るさで映像を映せる。HDR 10にも対応する。4基のスピーカーを内蔵しており、Dolby Digital PlusとSound Dimensionの搭載によって3Dオーディオを実現。「360度に広がるクリアで豊かな音質を届ける」という。出力は10W×4。

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    Cosmos Maxの内蔵スピーカー

インタフェースはどちらもHDMI×2、USB Type-A×2を搭載。HDMIは1系統がARC(オーディオリターンチャンネル)に対応する。本体サイズ/重さは、Cosmosが約289×198×88mm/約2kg、Cosmos Maxが約350×248×99mm/約3.6kg。

Nebula(Anker)のスマートプロジェクターがTV視聴対応。アイ・オー製チューナと連携

アンカー・ジャパンとアイ・オー・データ機器は10月29日、映像関連事業で連携を開始すると発表。アンカーが展開する「Nebula」ブランドのAndroid TV搭載プロジェクターと、アイ・オーの録画テレビチューナーを組み合わせて、テレビ放送や録画番組の視聴が可能になった。

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    NebulaブランドのAndroid TV搭載プロジェクターとアイ・オー製チューナーを組み合わせて、TV視聴が可能に

Nebulaのスマートプロジェクターにアイ・オーの「REC-ON Cast」アプリをインストールし、対応する録画テレビチューナーと同⼀の無線LANに接続すると、地デジ/BS/110度CSデジタル放送や録画したテレビ番組が視聴できるようになる。

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    利用イメージ

プロジェクターの対応機種は、既存の「Nebula Capsule II」と、上記の「Nebula Cosmos」、「Nebula Cosmos Max」。録画テレビチューナーの対応機種は「HVTR-BCTX3」、「HVTR-T3HDTシリーズ」、「GV-NTX1A」。また、今後登場するAndroid TV搭載モデルでも、録画テレビチューナーと連携できるとしている。

なお、アイ・オー・データの直販サイト「ioPLAZA」では、Nebulaのスマートプロジェクターと録画テレビチューナーのセット販売を11月から行う予定だ。

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    プロジェクターの対応機種は、既存の「Nebula Capsule II」(左上)と「Nebula Cosmos Max」(中央上)、「Nebula Cosmos」(右上)。録画テレビチューナーの対応機種は「HVTR-BCTX3」(左下)、「HVTR-T3HDTシリーズ」(中央下)、「GV-NTX1A」(右下)