United States Computer Emergency Readiness Team (US-CERT)は10月22日(米国時間)、「Cisco Releases Security Updates for Multiple Products|CISA」において、シスコシステムズの複数のプロダクトに複数の脆弱性が存在すると伝えた。これら脆弱性を悪用されると、攻撃者によって影響を受けたシステムの制御権が乗っ取られる危険性がある。

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シスコは10月20日から23日にかけて逐次セキュリティアドバイザリを公開しており、その数は40ほどに到達している。多くのプロダクトが対象となっていることから注意が必要。公開されたセキュリティアドバイザリの中に、使用しているプロダクトやソフトウェアが該当していないか漏れなくチェックすることが望まれる。

セキュリティ脆弱性のいくつかは深刻度が重大(High)に分類されており注意が必要。Cybersecurity and Infrastructure Security Agency (CISA)はユーザーおよび管理者に対し、上記のセキュリティ情報をチェックするとともに、必要に応じてアップデートを適用することを推奨している。