Fossbytesは10月4日(米国時間)、「7 Big iOS 14 Hidden Features That You Should Know」において、iOS 14に新たに搭載された機能から、特に便利と思われる機能を紹介した。iOS 14は2020年9月16日にリリースされたばかりのiPhoneおよびiPad向けOSの最新版で、ホーム画面の新しいウィジェットやアプリライブラリ、新しいコンパクトコールUIなど、さまざまな新機能が搭載されている。

それらのうち、Fossbytesが焦点を当てているのは、便利でありながら、設定が発見されにくい場所にあるなどの理由で意外と知られていない7つの新機能だ。具体的には、以下が紹介されている。

  • 背面のダブルタップで「OK Google」を起動する
  • 写真アプリの「隠しアルバム」を非表示にする
  • ボイスメモアプリのワンタッチオーディオ拡張機能
  • デフォルトの電子メールアプリおよぶWebブラウザの変更
  • ホーム画面でアプリページを非表示にする
  • 音声認識で赤ん坊の鳴き声や火災警報器、インターホン、ドアのノック音、犬の吠え声などを認識する
  • ピクチャーインピクチャー(PiP)で、フローティングウィンドウでビデオを観る

例えば、背面タップはiOS 14で追加された注目の新機能の1つだが、この記事ではそれを利用して「OK Google」に割り当てることを勧めている。 OK GoogleはGoogleアシスタントに含まれている。Googleアシスタントをインストールすると、Siriに「OK Google」と呼びかけることでGoogleアシスタントが起動するショートカットを作成できる。このショートカットを、背面タップの設定でダブルタップまたはトリプルタップにひもづければ、背面タップから簡単にGoogle アシスタントが起動できるようになるというわけだ。

  • まず、「OK Google」をSiriで使うショートカットを作成する

    まず、「OK Google」をSiriで使うショートカットを作成する

  • 作成したショートカットを背面タップに割り当てる

    作成したショートカットを背面タップに割り当てる

7つの機能の詳細や、具体的な設定・使用方法については、Fossbytesの記事を参照いただきたい。iOS 14のリリースは、日程の発表から実際のリリースまでの時間が短いなど多少の混乱はあったものの、フタを開けてみればリリースからわずか5日でiPhoneユーザーの27%以上がアップデートしており、この新OSに寄せられる期待は大きいようだ。